海外ではじめてアンティックの『釣具ショー』に行ったのは、1998年ごろ、イギリスの Redditch で開かれたものだった。イギリスのウースター州の町の体育館のようなところで開かれていた。

それまでは、釣具店の一角に、中古品のように置かれていたり、フリーマーケットやアンティークショッの品揃えの中から釣具を掘り出したりしていたので、会場すべてがアンティーク・タックルという壮観さは忘れられない思い出だった。このショーは一時中断したようだが、2009年には再開されたらしい。

もともと、ロンドンのアンティックショーを見にいって、偶然その会場でもらったフライヤーで知ったイベントだったので、ロンドンから電車に乗って駆けつけた。このような田舎の体育館で、
なぜ大きなショーが開かれているのか、そのときは解らなかった。

後年になって、その町には、Partridge Allcock という釣具メーカーがあり、特に、かつて世界の釣り針生産のシェアが90%以上だったことを知った。そこでさまざまなアンティーク釣具を目にした。こんなものもあんなものもと尽きない興味と好奇心で何時間も過ごした。

その後、ヨーロッパ最大といわれるオランダの European Tackle Show にも参加する様になるのだが、今思い出してみると、その会場で Stefan Duma というオランダ人に声をかけられて、フライヤーをもらって、そのイベントを知るようになったのだった。

おそらく、イギリスのそのような町まで、釣具を探しにくる東洋人はわたし一人で、珍しかったのだろう。オランダのショーでも、見に来ている東洋人はわたしひとりだった。

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Fishing Memorabilia 10
海外の釣具ショー

2004年のフライヤー