ヨーロッパの釣り具店のカード
コペンハーゲン、ストックホルム、オスロ、
ランカスター、ロンドン、パリ
海外の都市に滞在すると、まず仕事を済ませ、ホテルの部屋においてある電話帳で釣具屋がないか探したりコンシェルジュにフリーマーケットがないか聞いたりしては、暇にまかせて、とにかく行く都市行く都市かならず釣具屋をさがしては立ち寄った。
ヨーロッパでは、独立した釣具専門店ではなく、Game & Fish すなわち、狩猟と一緒のジャンルで
同じ店舗でライフルと一緒に売られていることも多かった。電話帳でまず困ったのは、その国の
『釣具屋』という単語がわからないときがあることだ。とりあえず、『さかな』で探してみることにして、peche, pesca, fisch、fiska などという単語をたよりにページをめくってみるが、鮮魚店だったり、さかな専門の料理屋だったり魚網会社だったりして、なかなか見つからなかったし、やっと探した釣具屋でもなかなかコンディションの良いものがまとめて見つかることはなかった。
その当時、電話帳に載っている釣具店はパリでも10 件もなく、ミラノでも5 件ぐらいだったような記憶がある。偶然にも、イタリアでは、ミラノでも、トスカナのアレッツォでも、不思議と
ABU のカーディナルが売れ残っていたのでいくつか買った。
イタリアの人には、ちょっと高い道具だったのかもしれないが、新品のようなデッドストックはコレクターにとっては一番のごちそうだった。ロンドンやパリとは違い、イタリアでは釣具はまだ、ヴィンテージやアンティークといったコレクションの対象ではなかったし、イタリアがアルチェドやカーゲン、ザンギ(オービスも)といったリールメーカーが多いことも知られておらず、それらのリールもまだコレクターズアイテムではなかった。




イタリアのリール探しの旅

